■ ID
| 1606 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 石綿含有成形板の目視判定法(その2)〜建材断面中石綿面積の測定法について〜
|
■ 著者
| 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生
埼玉県環境科学国際センター 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 鈴木和将
埼玉県環境科学国際センター 中島知樹
日本工業大学 小野雄策
日本工業大学
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第34回全国都市清掃研究・事例発表会、 平成25年2月8日 |
■ 抄録・要旨
| 石綿を含む建材の断面に観察される束状の繊維は、実体顕微鏡等を用いて観察できる。そこで、実体顕微鏡によりアスベスト含有建材断面の石綿繊維束を観察し、同時にJIS A1481(2008)に準拠してX線回折法による含有量分析を行って繊維束の面積と石綿含有量の関係を調べた。建材断面を60倍および220倍で観察し、アスベスト繊維束の面積を多角形近似により計算するとともに、建材断面の明度分布からクリソタイル繊維束の面積を推定した。建材断面を実体顕微鏡で観察する場合、拡大倍率が低いほど一視野当たりの観察範囲は広くなるが、繊維束の見落とし等による誤差が大きくなるため、石綿繊維束観察には200倍程度の倍率が適していることが判明した。また、建材断面画像中のクリソタイル繊維束の比率は、明度74.5以上の数値と相関が高かった。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |